賢者の孫 第3話 感想
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賢者の孫 第2話 感想
賢者マーリン、老子メリダと共に王都へやって来たシンは魔法学院に主席入学。王の息子アウグスト(オーグ)とは気が合いそうな感じだけど、その一方で、貴族であることを殊更に誇りにしてそうな少年、カートととはこの先もいろいろありそうな雰囲気。シンが気になっている女の子、シシリーにカートが父親の地位を利用して婚約をせまったりしていたこともあって、彼女の制服に付与されている魔法を書き換え、さらに送り迎えもしてあげることに。
さて、舞台紹介、主要キャラの人物紹介的な回を終えて、これからが本番だけど、今まで無難にまとめてきたこともあって、自分的にはこれから面白くなってくるんじゃないか、と少し期待してます。ただ、自分の好みとしては学園の枠にとどまらず活躍して欲しいところなんだけど、この先はどういう方向に進むんでしょうね。前回の流れからみれば、学校でまたカートが絡んでくるんでしょう。正直に言えば、この手の実力が伴わない嫌がらせキャラはどうでもいいので、出てこないで欲しいところなんだけど^^
それでは、第3話、視聴開始。 |

今日からカートの嫌がらせ対策でシシリーの送り迎え。
索敵魔法で周囲を警戒しながらの登校だ。

自分達だけの世界を作ってしまう2人にゲンナリのマリアさん。
なにこのノリ…^^;

初めての授業にスライディングでギリギリセーフのアリス・コーナーさん。
すぐにマーカス先生がやってくる。
ホームルームのあとは校内を案内。

いろいろな魔法研究会があるらしい。
攻撃魔法、魔道具、身体強化魔法を研究するものなど。
クラブ活動的なものみたいだ。

シンは
自分で研究会を作ってはどうか、というオーグの案に皆が乗り気だ。
下は左からリン・キューズ、ユーリ・カールトン、トニー・フレイド。
Sクラスなので皆実力者のハズだが、
シンの実力が知れ渡っているのか、賢者の孫だからか、興味津々の様子。

シンは研究会を作りたいなどと言ってないのだが、
マーカス先生までもが乗ってくる。
名称は”
究極魔法研究会”で決まりそう?
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近頃、魔物の出現が激増している、と報告を受ける国王。
魔物が増えているのに国民の間では噂にも上っていない。
その異常さからか、人為的なものが疑われるようだ。
魔物ハンター協会を使って徹底的に調べることに。
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学校での振舞いについて父親に叱られるカート。
父親は国王から呼び出しを食らったらしい。
貴族の立場を振りかざした行為は厳禁のようだが…

”
自分は選ばれた人間なのだ”という考えに取り憑かれている。
”アイツ(シン)が来てからおかしくなった。王子もシンの味方をするならいっそ…”
彼の言葉に激怒した父親に、カートは殴り倒され、軟禁状態に。
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翌朝、カートは自宅謹慎ということで学校に報告がいく。
中等部の頃は貴族の立場を利用するような奴ではなかったらしい。
帝国から亡命してきた
シュトロームという講師の
研究会に入っていたようだが…
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そのオリバー・シュトロームがカートの様子を見に。
母親に泣きつかれて、彼に話してみることに。

軟禁状態のカートのところへ。
カートに”自分は特別な人間だ”という考えを植えつけたのはこの男のようだ。
話を聞くのも早々に、なにやら魔法を彼に施している。
禍々しさだけは伝わってくるが…

邸宅を振り返り…”
カート君。せいぜい頑張って踊ってくれよ”
口元に笑みを浮かべて去っていくシュトローム。
カートにかけられた魔法は何なのか…
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カートが自宅謹慎になり、もうシンの護衛はいらないかもな、
という言葉に落ち込むシシリーさんは分かり易すぎ。

シンが”家は同じ方向なんだし…”と言うや、この笑顔。

カートが謹慎中でも、不埒な輩が寄ってくるかも、という話に、
シンはそんな奴がよってくれば索敵魔法で分かると言う。
だが、害意を向けられたくらいでは普通わからないようだ。
人から害意を向けられた時の感じは魔物から発せられるものと同質らしい。
シンが魔物を倒したことがある。それも10歳の時、と聞いて驚く一同。
シンみたいなのは普通じゃないようだが、この暢気さから見ると、
国中で魔物出現が増えている件は皆知らなさそうだ。

皆で回廊を歩いている時、
何者かの害意が向けられているのを感じたシン。

気配の元をたどれば、そこにはカートがいる。

既に魔法を発動しているようだ。

声をかけるまもなく明らかな殺意を持った攻撃魔法が。

即座に防御に入ったシン。

皮膚がただれているが、治癒魔法が自動で発動。
制服にかけていたものか?

見る見るうちにその異様さを増していくカート。

どう見ても暴走しているようにしか見えないが…

カートはどうやら
魔人化しつつあるようだ。

”オーグ、皆を連れて逃げろ。何とか食い止めてみるよ”
オーグは自分に出来ることがないことが悔しそうだ。

火の玉のようになって突っ込んできたカートを避け、すかさず反撃。

魔人化していながら、シンへの憎しみの言葉を叫ぶカート。
魔人化しているなら完全に理性を失うもののようだが…

魔力の暴走を止めれば元に戻すことが出来ると考え、
攻撃を避けながら彼のほうに近づいていくが・・・

一歩遅かったのか?

自分に膨大な魔力を集めて爆発させる気らしい。
もう間に合わない判断したのか、倒す決意を固めるシン。

魔方陣から剣を取り出す。

”許せ、カート”。
そう言いながら剣を振り下ろすシン。

後に残ったのはカートの亡骸だ。
他にやりようがなかったのか、シンは険しい表情だ。

皆が心配して駆け寄ってくる。
離れたところで全て見ていたようだ。
”まさか魔人を倒しちゃうなんて…”とマリア。

史上、二回目の魔人出現。
シンが魔人を倒したことでこれからが大変だというオーグ。

オーグの護衛たちが連れてきた騎士団のメンバーが到着。
”
魔人は賢者マーリンの孫、このシン・ウォルフォードが討伐した”
シンが魔人を倒したことをオーグが伝えると歓声が上がる。
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完全な魔人と言っていいのかどうかはともかく、
シンが倒したことで、祭り上げられてしまうんでしょうかね?
マーリンが若かりし頃に王を助けて魔物を退治したときは
国を揺るがすような事態になってからの討伐だったけど、
今回は校内だけで済んでしまったことで、大騒ぎにはならないのかな。
そして、気になるのは原因を作った張本人、シュトローム。
彼の狙いは何なのかということと、今回の顛末を知った
彼がどう出てくるのか、ということ。
国王に報告のあった、国中で魔物が増えている件も
シュトロームが関係しているのだとすれば、
この国に災厄をもたらす為の企てなんだろうし、
シンが立ちふさがってくる可能性があると判断すれば、
彼を潰しにかかってくるような気がするね。
といっても、すぐにシュトローム対シンの対決とか、
そんなことはないだろうけど、問題は今回の件の背後に
シュトロームいることを、シンが知らないってことか。
敵の存在すら知らなければ警戒のしようがないしね。
直接対峙したとしても、意図的にカートを魔人化へと導く
ことが出来るような力を持った者との戦いが、楽なもので
あるとも思えないし。
カートが学校に現れるまでは研究会の話がしばらく続くのか
と思ったけど、次回はどうなるんでしょうか。
そもそも、カートがこんな風に退場するとは思ってもいなかったし、
彼は何かと嫌がらせをしてくるキャラだとばかり思ってたから、
今後の展開も、3話前になんとなく予想してたような、お気楽な魔法学園ものとは違うのかも。
とりあえず次回は、シュトロームどう動くか、でしょうかね。
それでは、今日はこの辺で^^/
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