ついにはじまった魔眼蒐集列車のオークション。ウェイバーは自らも参加しつつ、その狙いは時間稼ぎだったのか、値がつりあがったところでトリシャ殺しの謎解きを始めました。
7年前の連続殺人犯は被害者の首を魔術で生かし続けることで彼らの魔眼を利用したようだけど、トリシャ殺しの犯人も狙いは同じだったということだろうか。カラボーが彼女を殺害したことについてはウェイバーも否定しない一方、アダシノさんの推理にはカラボーの魔眼に干渉した第三者の情報が意図的に欠落していると指摘。”真犯人がカラボーを操り、7年前の事件とトリシャの殺人を犯した。それが可能で、動機もある人間が一人だけ存在する…”ということだけど、そこでアダシノさんが妙な行動に出ました。手で印を結ぶようにすると、ウェイバーがカウレスに持たせていたトリシャの目から紫色の光が湧き出し、カウレスの周りに二重の輪をつくりました。この行動が何を意味するのかは不明だけど、アダシノさんが真犯人でトリシャの魔眼を操っているのか。あるいは、トリシャの首がまだ生きていて、魔眼を外部から操ることが可能である事を実証しようとしているのか。
まだ謎解きは続きそうですが、ウェイバーの推理を補強する材料になりそうなのは2つ。エルメロイ教室のスヴィンとフラットがシシゴウと共に向かった先で何を得られるのか。さらに、天体科のロードがなぜ聖杯戦争の事を知るに至ったのかの調査をルヴィアに依頼していましたが、ここからどんな事実が明らかになるのか。
前回は出てこなかったけど、ヘファイスの存在も気になるところ。ウェイバーはトリシャ殺しも聖遺物盗難も、ウェイバーの招待も、同一人物の仕業と考えているようだったけど、聖杯戦争が絡んでいそうなこと以外はまだ動機も見えてきません。一体誰が何のためにこんな回りくどい事をしてるのでしょうか。何かとアダシノさんがクローズアップされるから、彼女を犯人にしたてあげたくなるけど、そう見えるように作り手が誘導してるだけだろうし、真犯人は別にいるんでしょう。ただ、それが誰かというのは全く分かりません。トリシャの自作自演かと思ってたときもあったけど、ウェイバーは彼女は殺されたと考えているようだし…。
今回で第12話。真相は明らかにされるんでしょうか。
それでは、視聴開始。
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